ザ・プレデター(2018年)

ザ・プレデター

【鑑賞日:2018年9月14日】

本日公開初日を迎えた「ザ・プレデター」をシネプレックスの1000円ポッキリ会員デーで鑑賞…平日だし、生憎の雨だし、“プレデター”だし(笑)、劇場は空いてるだろうと高を括ってたら…40代のオイラよりも一回り、二回りくらい上の“おっさんの1人鑑賞”で中途半端に混雑。約30年前に、今のオイラの年齢くらいだった人は…劇場で1作目をリアルタイムで見てたんだろうなぁと納得(ちなみにオイラの初見はゴールデン洋画劇場のテレビ放送)はしたが、おかげで環境が悪い。途中でトイレに立つ人とか、痰が絡んでガーガーやってる人とか、周りにいっぱい(泣)

メキシコで暗殺ミッションを遂行中だったスナイパーのクイン・マッケナの前に、突然、宇宙船が落下してきた!船内には異星人“プレデター”のものと思われる武器や装具があり、それを入手したマッケナは…アメリカの自宅宛てに荷物を送ることに。その後、“プレデター”との遭遇を疑う政府の極秘機関に拘束され、尋問を受ける羽目に!一方、クインの息子で、自閉症の少年ローリーは母親の留守中にクイン宛の荷物を受け取り、興味本位から開封してしまうのだが…中に入っていた装備には“プレデター”を呼び寄せるシグナルが組み込まれており…。

鑑賞マナーが悪いオッサンは多めだったが…映画は予想以上に面白かった!若干、ジャンルは違うかもしれないが…先週見に行った「MEG ザ・モンスター」よりも面白かった。この間、DVDで「プレデター」(1作目)を見直した時に、コメンタリーなんかもちょっとだけ聴き直したんだけど、監督のジョン・マクティアナンが冒頭の“宇宙船が地球に落ちるシーン”をすっかり忘れていたと話していて、そんな1作目を踏襲し、さらにはパワーアップさせたような、宇宙船の落下シーンから本作「ザ・プレデター」も幕を開けるのが、なかなか良かったなって思いますね。

全体的に、過去シリーズのオマージュやパロディは多め(1~2作目は見直したけど、AVP2作と「プレデターズ」は見直さなかったので、気づかないものもあるかも)…冒頭で地球に落下した宇宙船は、「山猫は眠らない」のような凄腕スナイパーという設定の主人公が、暗殺ミッションを遂行している、まさにその現場に落ちてくる。そこが、鬱蒼とした密林地帯なんだけど…ちょっと1作目のジャングルなんかとも雰囲気がかぶる。その後、ひょんなことから主人公の仲間になる、クレージーな訳あり軍人たちも、どこか1作目のシュワちゃんの部下たちを彷彿とさせる。

事前情報の通り…「プレデター2」でゲイリー・ビジーが演じたDEA(翻訳によってはFBIの場合あり)のキース捜査官の血縁者らしい(ファミリーネームが一緒)科学者の役で、ゲイリー・ビジーの実息ジェイク・ビジーも登場…デビュー時よりも、ますます父親似の“悪役顔”になっていて(笑)本当にキース捜査官がそのまま復活したみたいな印象も受ける。中盤以降、主人公たちがプレデターと戦う舞台は、学校や民家が立ち並ぶ郊外の住宅街なんだけど…そのあたりの雰囲気は「AVP2 エイリアンズVS.プレデター」なんかにも似ているかなって…。

全体の音楽を担当しているのはヘンリー・ジャックマン(最近の代表作は「キングスマン」シリーズとか)っていう作曲家なんですけど…名匠アラン・シルヴェストリが手掛けたお馴染みの“プレデターのテーマ曲”も随所に使われており、しっかりと“プレデター”感が味わえる。物語が始まって直ぐ、プレデターの装備(マスクと腕輪、あと光学迷彩の装置)を主人公が入手し…軍人の勘で、“手元に置いておくとヤバイ”と悟って、自分の私書箱宛に送るんだけど、手違いがあって…自閉症の息子の元へ届いてしまい、その後の展開を左右する原因になると…。

案の定、送られてきた荷物を勝手に開けて、マスクとかに興味を持つ息子…学校では“いじめっ子”にいじめられてたりもしてるので、コレを被って学校に行ったら、まるで「ワンダー 君は太陽」のオギー(自閉症ではなくて、難病が原因で顔に障害がある少年)みたいだなって思ってたら…ちょうどハロウィンと重なったりして、やっぱりマスクを被ったまま外出しちゃうという(笑)どんな展開になるのかは、“皆まで言うな”ですよね…自分の目でお確かめください。この自閉症の息子と主人公の親子の絆なんかも見どころの一つ…今までのシリーズにはなかった要素。

全般的に派手なアクションも多めだったが、やっぱり名のある脇役キャラたちに犠牲が出始めるクライマックス近くは、残酷描写も増えテンションがさらに上がる。“プレデターに関する情報を隠蔽しようとする軍、政府”側と、主人公たちの間で対立が生じていて…このあたりも「プレデター2」っぽかったりするお約束要素なのだが、“プレデター側の事情”に一ひねりあって、過去作品との変化がちゃんと味わえた。ラストのアレはてっきり“エイリアン”でも出てくるかと思ったが…マーベル映画のような続編展開を予感させる、これはこれで驚きな仕掛けがあり!


監督:シェーン・ブラック
出演:ボイド・ホルブルック トレヴァンテ・ローズ ジェイコブ・トレンブレイ オリヴィア・マン トーマス・ジェーン


【劇場鑑賞の前に旧作でおさらい!】
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