マローダーズ/襲撃者(2016年)

マローダーズ/襲撃者

WOWOWでエアチェックしておいた「マローダーズ/襲撃者」を鑑賞…ブルース・ウィリス出演を売りにしているアクション映画だが、ブルースは強盗に狙われる銀行の頭取という微妙な役でして、案の定…他の最近の出演作同様、やっつけ仕事感ハンパない感じでした。本当の主人公はFBI捜査官を演じたクリストファー・メローニの方で、その部下で、元軍人の若い捜査官エイドリアン・グレニアーが二番手扱いって感じかな?人気作に立て続けに出演しているレスラー出身のデイヴ(デイビッド)・バウティスタなんかもFBI捜査官の1人として登場する。

不気味なマスクをかぶった武装集団が銀行を襲撃…鮮やかな手口で金を盗み出した後、支店長を殺して逃亡をはかる。後日、同一犯とみられる集団が同じ銀行の別の支店を襲撃、そこでも巻き込まれた被害者が死亡した。現場の遺留物から…元軍人の男の指紋が発見されるが、その男は既に死んでいることが判明、なぜ指紋が残されていたのか?事件を担当することになったFBI捜査官モンゴメリは、現金の他に金庫から書類が盗まれていたことに注目。その後、事件で死んだ被害者と銀行頭取ジェフリー・ヒューバートの意外な関係性も判明し…。

マスクで顔を隠した武装集団が、手際よく銀行を襲うというのは、この手の犯罪アクションの定番の導入部…前に見た「その女諜報員アレックス」なんかでも似たようなシーンで幕開けしていた。ただ、なぜか手口がプロフェッショナルで鮮やかなのに、逃げる際…進入時に撃った男(後に銀行の支店長と判明)にわざわざとどめを刺していくというのが不自然で解せない。「レザボア・ドッグス」のミスターブロンドじゃあるまいし、殺しを楽しんでるってわけでもないだろう…。そのあたりに事件を解く鍵があって…犯人には“金”以外にも目的があったというわけよ。

FBIが捜査に乗り出すが…警察との連携がうまくいっていない。っていうか、事件を担当している地元警察の警官が、悪徳警官でして…事件の証拠を握りつぶしたり、売人の金をちょろまかしたりと問題ありな連中なのよ。もしかして、こいつらが事件に関わってるんじゃないかなんて疑問も浮上してくるが…。やたら悪ぶって、つっぱってる悪徳警官のリーダーがいるんだけど、死期が迫った病気の嫁さんを抱えていて、実は意外とメンタルが弱かったり。そのあたりのギャップはちょっとドラマを面白くしたりするんだけど…果たして彼は事件に関与しているのか?

冒頭の強盗シーンしかり、途中でFBI捜査官と武装集団が鉢合わせしてしまう場面での銃撃戦はしっかりと作りこまれていて、迫力もある。“お前が黒幕だったか”などんでん返しなんかもあって、それなりに驚きも味わえるんだけど…ぶっちゃけ、色々なものを詰め込み過ぎてて、アクション映画としては話が複雑すぎ。誰が何したかったのよというのを追っかけるのが大変だ…登場人物の多くが、みんな闇や過去を抱えている。ブルースはアクションにほとんどからむことがなく(銃撃戦から逃げる程度)…未だにブルースのアクションを期待してる人も不満だろう。


監督:スティーヴン・C・ミラー
出演:ブルース・ウィリス クリストファー・メローニ デイヴ・バウティスタ エイドリアン・グレニアー リディア・ハル


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