フレンチ・ラン(2016年)

フレンチ・ラン

本日、WOWOWでエアチェックしたばかりの「フレンチ・ラン」をさっそく鑑賞…昨年、ネットで募集していた青山シアターのオンライン試写会で作品の存在を知ったんだけど、残念ながら試写会には当選せず、ずっと気になっていたんだよね…。ストーリーは賛否両論あったが、近作「ダークタワー」でもキレキレのアクションを披露していたイドリス・エルバがパリを舞台に大暴れするバディムービー…エルバはテロリストと間違えられたスリ犯とコンビを組み、陰謀に立ち向かうCIA捜査官の役…なんか「ダイハード」と「24」を足して二で割ったような内容でした。

フランスの革命記念日を前日に控えたパリ…アメリカ人でスリの名人マイケルは、目の前にいた女から荷物を盗んだのだが、金目になりそうなものはスマホくらいしかなく、直ぐに捨ててしまうのだが、その荷物が突然爆発し、死傷者を多数出した。防犯カメラの映像からテロ犯と断定されたマイケルは指名手配されてしまう!一方、CIA捜査官のブライアーは、犯人がアメリカ人であるという理由で独自に動き出す。マイケルの潜伏先を突き止め、追跡の果て、なんとか捕らえることに成功。ブライアーの厳しい追及にマイケルは無実を訴えるのだが…。

奇をてらった内容ではなく、ありがちなストーリーではあるものの、本編が93分という適度な尺なので、全体的に小気味よく、ノンストップ感のあるアクション映画に仕上がっている。一昔前だと…黒人の方が濡れ衣を着させられるというパターンが多かったと思うけど、黒人の方が俺様ヒーローで、白人が間抜けな道化役を演じるというのも時代の流れかなと、あらためて実感。エルバが“黒人初のジェームズ・ボンド”なんて噂が度々浮上するのも伊達じゃないよな。白人黒人の凸凹コンビによるユーモアある掛け合いもこの手の作品では定番だろう…。

テロの実行犯や黒幕なんかも予想通り…“革命を成し遂げる”なんて大そうなことを言ってるが、本当の目的は…。「ダイハード」に似ているといったけど、獲物は“今風”…特に日本では“そういったもの”が話題になったばかりなので余計にタイムリーかななんても思ったり。主人公がテロ犯の目的を看破した時も…一瞬、“どうやって持ち運ぶ?”と考えてしまったオイラはまだまだやっぱりアナクロなんだろう。そういえば…最初の方でちゃんと“におわす台詞”があったのを思い出す…あれは伏線だったのか。最後にはスリ犯の見せ場も用意してあって…。

冒頭、アルバイトで雇った美女に“ストーリーキング”させている隙に、狙った相手から次々とサイフやアクセサリーを盗み出すスリ犯…パリだから成立するのであろう大胆な作戦だよね。日本だったら注目される前に捕まってそう。っていうか、映画が始まったばかりで“おねーちゃんのヌード”が堂々と出てくる映画なんだから…つまらないはずがないだろう(どんな根拠だ!)。いい意味でB級路線の作品を、イドリス・エルバという存在感で無理やり大作に押し上げる…ジャンルは違えどやってることは「ダークタワー」と一緒じゃねーかと納得するのであった。


監督:ジェームズ・ワトキンス
出演:イドリス・エルバ リチャード・マッデン シャルロット・ル・ボン ケリー・ライリー ジョゼ・ガルシア


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