NO EXIT/ノー・イグジット(2015年)

CRUSH THE SKULL

劇場未公開の新作をソフトリリース前にオンエアするWOWOWのジャパンプレミアでエアチェックした「NO EXIT/ノー・イグジット(原題:CRUSH THE SKULL)」を鑑賞…泥棒が侵入した家は“殺人鬼”の住処で、そこに“監禁されている女性”もいてびっくり…というシュチエーションを文章だけで説明すると、なんとなく「ドント・ブリーズ」のパクリっぽいイメージもあるんだけど、だいぶ独自展開も盛り込まれている。そもそも、「ドント・ブリーズ」は2016年製作の作品だったが、本作はその前、2015年製作であったことにも注目(WOWOWの解説でも指摘されてた)!

ブレアとオリーのカップルは清掃業者に化けて、留守宅に侵入する強盗だったのだが…たまたま仕事中に“別の事件”に巻き込まれてしまい、オリーが逮捕されてしまった。大金を払って、なんとかオリーを留置場から助け出すことに成功するも、借金を抱え込んでしまったブレア。そんな時、やっぱり犯罪者のブレアの兄、コナーが狙いをつけていた豪邸へ忍び込む手伝いをさせられることに。ブレア、オリー、コナー…コナーの手下のライリーの4人は、計画通りにその豪邸へと忍び込んだのだが…屋敷内の様子がなんだかおかしく、脱出できなくなってしまった!

忘れてたけど、ちょっとネタバレ気味の感想を書くので、近いうちに作品を鑑賞する予定の方、ネタバレ勘弁という方は、以降の文章は読まないようにお願いします。決して自慢げに結末を語ろうってわけじゃないんです…“上で書いたあらすじ”の中で“別の事件”と表現した導入部から、“サプライズ”な展開がありまして…“この作品、なかなか面白いじゃん”って思わせてくれたので、そこを紹介したいんだけれども、やっぱり“初見”の方には予備知識なしで驚いてほしいなという葛藤もありまして…念のため注意を促しました。

では冒頭のネタバレを含む感想を語っていきます…泥棒なんだけど“ちょっと人が好さそう”なアジア系のあんちゃんと、その恋人の女性が清掃業者に化けて…ターゲットの家に侵入。家主が外出したのを確認、行動パターンなんかもしっかり把握していたんですけど、なぜかその日に限って、予定よりも早く帰ってきてしまって慌てる。そして、逃げ出す暇もなく…とりあえずクローゼットに隠れるんだけど、なんとその家の嫁さんが浮気相手を引っ張り込んでいて、目の前で“アレをおっ始めて”しまう。そうこうしてるうちに、今度は家主の旦那の方も帰宅しちゃう!

慌てる嫁と浮気相手…とりあえず“間男”はパンツ一丁で泥棒カップルが隠れているクローゼットの中に隠れようとする。と、まぁ、ここまではコミカルな展開なんだけれども…家主の旦那は最初から嫁の浮気を疑っていたようで、拳銃を持って現れたからさぁ大変…。巻き込まれちゃいけないと…泥棒カップルは部屋から飛び出す!そして逃げ出すことに成功するんだけど…泥棒=アジア系の兄ちゃんは、やっぱりお人好しでして、嫁さんと浮気相手を助けようとしちゃうんですね。でも、2人とも既に殺されてて、旦那も自殺…本人は逃げ遅れて警察に捕まる!

まずは…こういうプロローグのようなお話があって、カップル強盗のカノジョの方がですね、恋人を助けようと悪い奴に借金しちゃいまして、強盗のあんちゃんは無事にシャバに戻れたんだけど、借金返済が重くのしかかる。そんな時に同じように強盗を生業にしているカノジョの兄貴から仕事のお誘いを受けまして、普段から両者の関係はあまりよくないみたいなんだけど、渋々、協力し合うことになると。で、兄貴とその手下が狙っていたとある豪邸へ忍び込むことになったんだけど最初から言ってるように、そこが“殺人鬼”の住処だったという展開。

いくら次の仕事は“別の人間が立てた計画のお手伝い”だったといっても…連続して“殺人犯”の家に押し入ってしまうとは、どんだけ間抜けな強盗なんだと。もし、無事に脱出できても…二度あることは三度ありそうだよな、なんて思いながら見てました。見た目は普通の屋敷だったんだけど…一度入ると、外に出られない仕掛けが!さらに妨害装置も設置してあるようで、電話や無線も使えない。一応、主人公らしいアジア系のあんちゃんは、当初は“見張り係”だったんですけど…悲鳴が聞こえたり、連絡が取れなくなったりで、天窓から中へ侵入。

そうしたら、最初に侵入した3人が脱出できなくなって右往左往していた。それどころか、家の中は盗み出すものなどほとんどなく、あんちゃんが助けるために入ってきた天窓も…高すぎて部屋の中からは届かない!いったいなんなんだこの家は…と、色々と探ってるうちに、地下室で“やばいビデオ”とか見つけて…さすが“裏稼業”の人間だけあり、ピンときたようだ。なんとか脱出しようとするのだが…地下室に閉じ込められちゃったり、“家主である殺人鬼”が襲ってきたり、そして殺人鬼に監禁されているという女性が急に目の前に現れたりすると。

登場人物は少ないが犠牲者も出る…油断していると、殺人鬼に首チョンパにされちゃうヤツなんかも!ゴロリと転がる生首が生々しい。強盗カップルのカノジョの方は“女の勘”で監禁女性を怪しむが、お人好しのあんちゃんの方は…信用しない。監禁女性の正体はいったい何者なのか?無事に殺人鬼が跋扈するこの家から逃げ出すことはできるのか?全体的に“ベタ”なところもあるけれど、最初の“浮気の修羅場”のように“サプライズ”や“おどかし”は巧く、意外性を味わえる場面もいくつかあった。サスペンススリラー、ホラーとして充分、及第点だった。


監督:ヴィエ・グエン
出演:ケイティ・サヴォイ クリス・ディン クリス・レィーデル ティム・チョウ ウォルター・マイケル・ボスト


【Amazonで見つけた輸入盤DVD(日本語なし)】
DVD CRUSH THE SKULL ※日本語収録なし





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