ザ・サークル(2017年)

ザ・サークル(字幕版)

昨年末、Google Playのキャンペーンで…映画の配信レンタルが1回だけ200円になるクーポンを配布していたんだけど、その期限が迫っていたので利用。Google Playのレンタルは、だいたい新作だと400~500円なんだけど、作品によっては700円とか、1000円なんて金額のものもあり、このクーポンが優れているのは、そういった高額レンタルにも適用できるという点だ。そんなわけで、見たいものよりもお得感を優先…ソフト発売は約3か月後、デジタル先行配信で通常価格1000円の「サ・サークル」をチョイスした。なお、同作はAmazonビデオでも有料配信中。

多発性硬化症の父親を心配しながら、派遣社員として働くメイ・ホランドは、友人アニーの紹介で、世界ナンバーワンのSNS企業“サークル”の面接を受けられることになり、見事採用される。新しい職場に戸惑いながらも、仕事に励むメイだったが、ある時、創始者でありカリスマ経営者のベイリーの目に留まり、新サービス“シーチェンジ”の実験モデルに選ばれる。それは、至るところに設置された小型カメラにより、24時間プライベートをさらけ出すというものだった。メイは瞬く間に1000万人以上フォロワーを獲得し、アイドル的存在になっていくのだが…。

見た人のほとんどが思い浮かべるのが…劇中に登場する“サークル”なる企業が、“Google”とか、有名なIT企業がモデルになってるんだろうなと。そんな作品を“Google Play"で視聴しているのも不思議な感じ。簡単に言うと今風、でも内容的には“後発感”もちょっとあるんじゃねと。結局、ネットやSNSというものに依存する現代社会の風刺であり、危険性の警鐘めいたメッセージをテーマにした作品でして…やってることは、この間WOWOWで見た危険なネットゲームに加熱する若者の姿を描いた「NERVE/ナーヴ 世界で一番危険なゲーム」と一緒じゃん。

そもそも、IT企業なんかで働いたことがないオイラなんかが見ると…有名一流企業に“簡単に転職”できてしまった主人公が、“ただ単に遊び呆けているだけ”にしか見えず、社員同士が交わしている言葉とかまったく頭に入ってこない。本当に、今時の有名IT企業で働いている人たちってこんな日常を送っているのだろうか?“インスタ映え”とか気にする最近の若者の風潮以上についていけない…。可愛い女の子がネットで瞬く間にアイドル的存在になっていくところも、前述のように「NERVE/ナーヴ 世界で一番危険なゲーム」みたいで、ありきたりだった。

確かに相変わらず“ハーマイオニー”のようにキュートなエマ・ワトソンを愛でるだけだったら、満足度は高い作品なんだけど…そのくらいしか見どころがなかったか。ああ、そうそう…主人公の病気の父親を演じていたのが、昨年、急逝してしまったビル・パクストンだと思うんだけど、病気で弱々しい役なので、余計に見ていて辛くなった。本作が正確な遺作かどうかはわからないんだけど…もうちょっと従来のような活動的な役柄で偲びたかったな…。IT業界で実際に働いてる人なんかは、また違った見方ができるでしょうが…オイラ的にはイマイチな内容でした。


監督:ジェームズ・ポンソルト
出演:エマ・ワトソン トム・ハンクス ジョン・ボイエガ カレン・ギラン エラー・コルトレーン ビル・パクストン


【Amazonでも有料配信してます!】
Amazonビデオ ザ・サークル(字幕版)







人気blogランキング 参加中 -クリック- ご協力ください!