【18-004】ホステージX ★★★★☆

未体験ゾーン2本目としてホステージXを鑑賞。

男は何者かに殴られ、家畜小屋で目を覚ますと記憶をなくして監禁されていた。
監視らしき屈強な男たちに脅され殴られるが、彼らは英語が通じないことから自分の置かれた状況が全く理解できない。
ある日、何とか入手できた携帯電話で手当たり次第に救いを求める電話をかけると、CIAとつながる。
自分がアメリカ人であれば現場を特定して救出に向かうと告げられた彼は、監禁されている家畜小屋の手掛かりを話すが……。


「目を覚ますと、どこだか分からない所に監禁されていて、自分が誰かも良く分からない」というプロットは出涸らし中の出涸らしなので、どんなオリジナリティを出すのかと思ってました。
結果として、この映画はコメディだったと自分は評価しております。

とにかく、色々とちょっとしたシーンが下らなかったりポンコツだったりでちっとも緊迫感がありません。
ガチで拉致されてるのかと思ったら、ブロック数個分だけ壁が抜けて、そこから手を伸ばしたら、ちょうど通りかかった敵デブを転ばせて(倒れた拍子に石に頭をぶつけて失神しちゃうwww)さらにはポケットからガラケーを奪取する事に成功・・・って、繰り返しだけど、僅かブロック数個分の穴からやっとこさ出した片手だけでこんなに上手い事進んじゃう所からして先行きが見えてきます。

で、ケーサツに電話するんですが、「ここに電話しろ」と言われて地面にメモったのを山羊さん(山羊小屋に監禁されてるんですな)に荒らされて台無しになったり、よりによってバケツの水の中に貴重なケータイを落としちゃったりと、とにかくポンコツです。

このあたりから電話の相手は急にCIAになり、「お前は誰だ」「アメリカ人か?それなら助ける」「場所も特定できた」といった会話の間に定期的に敵が小屋になだれ込んできて殴る蹴るをちょっとだけかますとさっさと引き上げるの繰り返し。
その裏では、謎の女が狙撃体制を固めて小屋に迫るというのも「これはどうなるのか?」という要素にはなっております。

そしてその結末は!?という所ですが、これはかなり脱力します。
「アメリカ人なら助ける」と心強い言葉をかけてくれてたCIAは、「アメリカ人だったはずなのに・・」という変な逆転劇でおかしな事になっちゃう上に、この拉致られたオッサンの素性も明らかになると、もはや拉致とか脱出とかどうでも良くなります。

そんなわけで、普通ならば下らなすぎて辛い点数になる所なんですが、終わってみると下らなくて馬鹿馬鹿しくて、サスペンスかと思って観てた自分が馬鹿じゃないかと思えてしまうこの映画が180度回って「下らなすぎて面白い」と感じられる不思議な感覚になりました。

これから観る方は、ぜひ肩の力を抜いて脱力コメディとして観てみてはいかがでしょうか?

◆パンフレット:販売無し

ホステージX
※チラシは出ていません。

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