スイス・コネクション 狙われたブラック・マネー(1975年)

スイス・コネクション 狙われたブラック・マネー

近所のブックオフで格安(500円以下コーナー)で見つけた中古DVD「スイス・コネクション 狙われたブラック・マネー」…なんと、Amazonのマケプレで7000円以上の値段がついてる!こういう買い物をした時って、なんだか“宝くじにでも当たった”ような気分だよな(笑)まぁ、素人が付けてるマケプレの金額設定なんか当てにならないので、本当にそこまでの価値があるのかは不明だけど。ちなみに定価は780円(笑)カルトDVD専門のWHDジャパンが製作を担当し、有限会社フォワードで販売しているB級映画なんで…ソフトの質もVHS並、ノイズ入りの粗悪画質。

秘匿性の高いことで知られるスイスの銀行…匿名口座の情報は厳重に管理され、国家権力でも預金者を把握できない。ある日、ハーテル銀行の頭取宛に脅迫状が届く。そこには“匿名口座の情報を保持したければ、1千万フラン払え”と書かれていた。その脅迫状は一部の顧客のもとにも届いており、次々にクレームが持ち込まれる。頭取は元米国司法省の保安コンサルタント、デヴィット・クリストファーに連絡を取り調査を依頼することに。しかし、調査開始早々に…預金者の1人ヘイズが何者かに殺され、犯人はその罪をクリストファーに被せようとする。

犯罪映画などでたびたび登場するスイス銀行…犯罪者が資産を隠したりするのに使うことで有名だが、その秘匿性を利用して繰り広げられる、陰謀、犯罪ドラマである。今見ると、いかにも70年代な地味なアクション作品といった印象だが…スイスの大自然をバックに、無駄に空撮とかしてると…意外とゴージャスに見える。出てきたと思ったら直ぐに殺された「燃えよドラゴン」のローパー役ジョン・サクソンが…街中で襲撃されるあたりは銃撃戦やカースタントを繰り広げてなかなかの迫力。中盤、駅構内の銃撃戦から、列車に飛び乗る追跡劇あたりも同様。

事件を調べる主人公デビッド・ジャンセンが“殺人の濡れ衣を着させられそうになったり”するサスペンス要素もあって…もしかして「逃亡者」(ハリソン・フォードのじゃないオリジナルの方)のオマージュなのかなとも勘繰りたくなる。幸い、直ぐに容疑は晴れまして…それどころか、地元警察の警部さんとも協力関係を結ぶようになるんですけどね。途中、銀行関係者の中に“容疑者”が見つかり、やっぱり古今東西、いつの時代も“情報漏洩”は関係者、内部の者の犯行かななんて思うんだけど…これはフェイクというかミスディレクションでして、真犯人は別にいる。

仕方なく“脅迫に屈した”銀行側は…身代金(運びやすいようにダイヤの原石)の支払いに応じ…ジャンセンとその他脅迫されている人物たちが、受け渡しの取引現場に向かうんだけど、そこで遂に真犯人が判明する。っていうか、脅迫されてる奴が一緒に行動する時点でなんだか怪しい。結局、スイス銀行なんて利用してる“脛に傷持つ奴ら”は…どいつもこいつも同じことを考える。お前が犯人か!って思ったら、どんどん便乗して“身代金”を奪おうとする奴も出てきて…女はやっぱりしたたかだ。最後は雪山で1人立ち尽くすジャンセンを捉えた俯瞰カットで終了。


監督:ジャック・アーノルド
出演:デビッド・ジャンセン レイ・ミランド センタ・バーガー ジョン・アイアランド エルケ・ソマー ジョン・サクソン


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DVD スイス・コネクション 狙われたブラック・マネー





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