米韓合同演習は黄海でやるべき。平気な顔して沖縄付近で挑発する中国に何が悲しくて配慮するのか意味不明です。

米韓合同演習は黄海でやるべき。平気な顔して沖縄付近で挑発する中国に何が悲しくて配慮するのか意味不明です。
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 北朝鮮だけでなく中国も牽制しないと駄目なんですから黄海でやるべきでした。はっきり言うと北朝鮮が強気なのってバックに中国が居るからなんでしょうしね。元を糾さねば意味無いです。
 3月の韓国哨戒艦沈没事件を受け、米韓両軍は25日から28日まで、日本海で過去最大規模の合同軍事演習「無敵の精神」を実施する。北朝鮮は強く反発、中止を要求している。
 演習は米韓両軍の結束を誇示し、北朝鮮の新たな挑発行動を抑止するのが狙いで、兵士約8000人が参加。米原子力空母「ジョージ・ワシントン」などの艦艇や潜水艦約20隻のほか、米空軍の最新鋭戦闘機F22など航空機約200機も投入される。当初は事件現場に近い黄海で実施する計画だったが、猛反発する中国に配慮し、日本海側に変更された。
 韓国の柳明桓外交通商相は21日の米韓外務・国防閣僚協議(2プラス2)後の記者会見で、演習を通じて「北朝鮮の軍事挑発に米韓同盟の毅然(きぜん)とした意志を見せる」と強調した。
 一方、北朝鮮の国防委員会は演習を翌日に控えた24日、報道官声明で「(演習は)露骨な挑発行為」「核抑止力に基づいた報復聖戦を開始する」と米韓をけん制。これに対し、米側も「現時点で緊張を増大させるのは北朝鮮にとって有益なことではない」(クローリー国務次官補)と応酬し、挑発を慎むよう求めている。 
(25日から米韓合同演習=結束誇示、北は猛反発―日本海):時事通信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100724-00000055-jij-int

 事件現場の近くでやらないでその反対側でやってなんの意味が有るのかって話です。一石二鳥って言葉が有ります。本来ならば直接の犯人と覚しき北朝鮮を牽制する意味も有るでしょうけど、そのバックに付いて有形無形の妨害をしている蛮国に対する牽制も兼ねるべきでした。だって最近の中国はその経済力を背景にして軍事力は毎年二桁成長を続けて極東でもっとも危険な存在に成りつつ有るんですからね。

 かつて私は中国による台湾侵略または併合の危険を示唆したことが有ります。しかしながら中国の経済力に目が眩んでる人達には一笑に付されました。冷戦も終わり帝国主義の時代は遙かに遠くなったものの未だに他国への侵略の意図を隠そうともしない国って結構危険ですよ。北朝鮮みたいに核兵器による一発逆転くらいしか手が無い国と違って実際に核兵器は持ってる上に最新兵器も続々と現在進行形で揃えている国ですからね。それでも危険じゃないと思ってたらそれは楽観的過ぎます。

 今の北朝鮮なんて金正日の権勢が息子へ継承されること以上のことを望んでるとは思えません。核兵器の開発などを断念させれば無害とは言わないけどそれに近い相手になるでしょう。勿論、北朝鮮国内の人々にとっては金政権が続くのは良い迷惑でしょうけどね。でも日本や極東の平和と言う観点からすれば暴発するだけの力が無くなればそれで良いんです。

 そう考えると台湾併合を国是とする中国の方が極東の安寧にとって危険な存在です。北朝鮮を擁護するのだってかの国が消えたら自国の蛮国振りが世に晒されるからその盾の役目をさせているんですからね。世界の目を北朝鮮に向けていれば中国がチベットやウイグルで民族浄化していても人民に情報統制していてもそれほど目立つことは無いってことですね。そしていざと言う時は在日駐留米軍への押さえにも使えます。

 在日米軍は名目上は極東の安定の為に居ます。ただし極東で戦闘や紛争が起こった場合には規模にも寄るでしょうけど一箇所なら相手出来ると言われています。極東で何かが起こりそうな地域と言えば朝鮮半島と台湾海峡ですね。なので二箇所有るわけです。まあどんなに挑発的でも韓国が日本に攻めてくるって構図は有り得ないですし、そもそも海自だけで韓国海軍など直ぐに殲滅出来ますので現実的では有りませんので割愛。もしその二箇所で同時に戦闘が起こった場合には在日米軍がどう対処する気なのかが知りたいところですね。実際に中国が北朝鮮を残すのはそういう事態を想定してると思うのが自然です。北朝鮮が単独で韓国に攻め入ることは現在では難しいでしょうけど中国の支援が有れば可能でしょうね。中国が台湾に武力侵攻する事態になった場合には北朝鮮も同時に動く可能性が高いです。

 北朝鮮軍は旧式化しているので数は多いけど米軍支援下の韓国相手には勝てないでしょうね。しかしこれが米軍の支援無き韓国軍相手なら状況が一変するかも知れません。ぶっちゃけ首都ソウルは北朝鮮に近過ぎますからちょっと無理攻めをされれば数時間の内に陥落してもおかしく有りません。そうなると完全に朝鮮戦争の再現になりますね。あの時は米軍の支援で盛り返しましたがその後は北に中国が肩入れしたので泥沼化しました。あの頃は中国も数ばかり多くて兵器もしょぼかったですけど今はかなり近代化が進んでいます。在日米軍だけを陸上で相手にするなら充分な力が有るでしょうね。米軍側も自慢の原子力空母を沈められたら大損ですからそれほど海軍が出張れるとも思えません。陸軍と空軍だけなら良い勝負をしそうです。

 アメリカが二正面を強いられるのに中国は平気なのかって意見に対しては在日米軍が一方面軍でしか無いのに対して中国は国軍全てを投入出来る点で問題は有りません。ロシアに対しては現在は有効な関係を築きつつ有る様ですからインドが参戦する事態にでもならなければ中国は台湾と半島に注力出来るでしょうね。それに半島は曲がりなりにも北朝鮮軍が居るんですから航空支援や物資輸送でもすれば良いだけですしね。

 中国では反分裂国家法(反国家分裂法)が採択されていたりしますので日本人が思ってる程に有り得ない未来じゃないのです。前述しましたが台湾併合は中国にとっては国是です。そしてそれを実現する為の軍事力強化と近代化なわけですよ。太平洋に進出する為に米軍に対抗する海軍も着々と準備されつつ有ります。いずれは航空母艦も持つ様になるでしょう。実際にその計画は進行中ですしね。

 ナチスドイツがかつて空母を建造しようとした時に日本から支援を仰ぎました。その時に日本は当時持っていた航空母艦「赤城」の図面などを譲渡しています。それは「グラーフ・ツェッペリン」として結局は未完成でしたが進水はしていました。戦後ソ連が接収して持ち帰れなかったものの研究はされてソ連の空母技術の下地になりました。そしてソ連は名目上は空母と呼びませんでしたが空母を完成させています。中国はそのソ連の後継となったロシアから空母を買って研究の下地としていたりします。日本の空母の技術が時や国を越えて再び海上に姿を現すなんてちょっとした悪夢ですよ。

 何が言いたいか。日本の民主党は中華と半島好きだから仕方ないにしても、アメリカはもっと真剣に中国が世界に与える悪影響を考慮すべきです。現在の経済力に目が行くかも知れませんが将来的にはアメリカをも脅かす存在になりかねないですからね。10年先、20年先を考えると私がアメリカ関係者だったら中国の力を削ぐ方向に進むことが自国の利益と考えますよ。それと勿論のことですが日本も台湾が呑み込まれた後の事を考えるともっと中国のことは真剣に考えるべきです。台湾が消滅したら増えまくった強大戦力も消えてくれるなら良いけどそうはなりません。その戦力が向かう先ってインドと日本しか無いってことを肝に銘じるべきです。半島は属国で、ロシアとは友好的な関係でインドはやり合うと泥沼になりそうだから一番与し易い日本が一番の候補になるでしょうしね。日本の物差しで測ってれば中国は攻めてこないかも知れませんがそんな楽観論は大陸には通用しませんよ。